兵庫県立美術館に、ポンピドゥー・センター・セレクション フルーツ・オブ・パッション展を見にいってきました。
海岸沿いのため寒かったですが、日差しの高さは確実に高くなりだしていて、海の輝きに春らしさを感じました。
パリからの最新アート・コレクションということですが、ここ10年間に加わったものということで、ツェ・スーメイの≪エコー≫2003年などは少し懐かしくも感じました。
近年、作品の表現の方法が、平面、立体、映像(音・光)、インスタレーション等々多様になってきています。
各作品の必要とする展示スペースの広さや高さや質が大きく違う空間が展開されることに、今回も面白さを感じました。
家具などから外部の風景まで、様々な大きさの空間の関係のあり方を考える建築と似ていると感じるからでしょうか?
物事には、空間の大きさが必要なものや小さくても可能なものなどいろいろなスケールがあり、それらの共存が豊かさにつながるような気がします。
3月23日まで。