Works更新 [ga.la accessory stand]

刺繍アクセサリーブランド「ga.la」の、アクセサリースタンド[ga.la accessory stand]をアップしました。

「ga.la」
https://ga-la-jp.com/

刺繍作家 長野訓子さんから生み出される生命力あふれる植物たち。
アクセサリーの植物と共に、ga.laの世界感を立ち上げます。

ga.la accessory stand
用途:アクセサリースタンド
刺繍アクセサリーブランド:ga.la 長野訓子
スタンドデザイン:UZU
撮影:UZU

詳しくはこちらよりご覧下さい。 UZU [ga.la accessory stand

ga.la accessory stand

刺繍アクセサリーブランドga.la 
刺繍作家 長野訓子が生命力あふれる植物たちを生み出す。
糸と布でできた植物たちは、軽やかで伸びやか。
日本の色を意識した刺繍糸は、発色が美しく上品な艶を纏っている。
その糸の特徴に呼応し、アクセサリーを掲げるスタンドを、
繊細で軽やか、無彩色でマットな艶感のアルミ素材で創る。
各地でのディスプレイ・輸送に対応するために、
軽量化と分割、サイズと強度などを考慮した素材選択でもあり、
サイズは450㎜×177㎜以下のパーツに分解できるようにしている。

アクセサリースタンドは、ディスプレイ用のテーブルから300㎜近く上げ、
その下に商品収納用の自由に使える空間を確保することが求められた。
テーブル状の筒と持ち上げる足のジョイントは、
固定するのではなく抜差しするだけで使える構造としている。
固定せずに、ジョイントの動きを出来るだけ拘束するため、
足のツノを5φのアルミ無垢棒、アルミ板の穴を5φのパンチングとする組み合わせとし、
ほぼ遊びがなく貫通するギリギリの寸法と材料精度のある素材を採用している。
加えて、テーブル状のアルミ筒の上下の厚みを50㎜取り2点支持とすることで、
足とのジョイント部分の角度の遊びを最小化するように設計し、ジョイントの剛性を確保している。
ちなみに50㎜の厚みによる内部空間は、組み立て時に人の手が入る寸法としても検討している。

テーブル状の筒の上に自由に配置するアクセサリーのワイヤースタンドは、
足を指すのと同じ仕様で、上部から差込み2点支持でブレを拘束している。
植物が地中に根を張り空中に自立するように、アルミ無垢材のワイヤーも相似の構造とし、
アクセサリーの植物と共に、ga.laの世界観を立ち上げている。

分割できるそれぞれのパーツは、様々な使い方の可能性がある。
アクセサリーと共に、どのように変化していくのか楽しみである。

水中車窓2020

アートイベント「キテミテ中之島2020」に参加し、
フェスティバルタワー13Fスカイロビーにて、「水中車窓」を展示しています。
 



水都大阪の中之島。南北の道路で区切られた島はその形(存在)を認識しにくくなっていました。
そこに京阪中之島線が東西の川沿いの地下に開通したことをきっかけに、
「もし、その電車から川の水中を通して見上げる水面の向こうに街が見えたらどんな景色だろう?」
というイメージをもち、
川の水面に写る街の景色を写真に収めるリサーチをおこなったことがはじまりで、
2015年の春、桜の季節のことでした。

表現としては単純で、水面の写真の天地を逆さまにしただけ。
しかしそこには、今まで見てきた絵画技法が次々と現れていました。

油絵のよう

ペンキ絵のよう


影絵の中に、法隆寺の卍くずしの高欄?
いにしえからの建築の意匠もここにあるのではないか?

パステル画のよう

水彩画のよう


日本画?

象嵌? サンドアート?

金箔?

写真の形態の加工は、一切していません。
人工物は、時代・技術の移り変わりとともにどんどんと変わっていきますが、
それらを、水面をとおしてみたとき、太古から続く人類は、ほぼ同じものを見てきたのではないか?

なぜ、わざわざ、油で絵を描くのか?
なぜ、建築の意匠(文様)は、このような形をしているのか?
なぜ、金箔をはるのか?

全てが、腑に落ちていく気がしました。

アートが、なぜ人にとって必要なのか?
その意味はここにあるといっても、過言ではない気がしてきます。

そんな水面をとおして見る中之島の、ゆれ・にじむ景色は、
これから私たちが進むべき街の姿を見せてくれているようにも思えるのです。

「キテ・ミテ中之島2016」みんなの駅美術館

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昨年に引き続き、参加させていただいています。
今年は、昨年のオープニングで使用していただいた「水中車窓」の映像をご覧いただけます。

大江橋駅構内(改札外) アンスリー隣の空き店舗内(キテ・ミテ アイアイ広場近く)
上映時間 11:00~18:00

中之島の水中から水面を通してみる「ゆれ・にじむ街」を感じてみて下さい。

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-合い言葉は『和気アイアイ中之島』-
駅からはじまるアートイベント「キテ・ミテ中之島2016」
~京阪電車中之島線が「みんなの駅美術館」に変わります~

会期 : 2016/5 /21(土)~6/19(日)
会場 : 京阪電車中之島線 中之島駅・渡辺橋駅・大江橋駅・なにわ橋駅構内
     *私たちUZUは、大江橋駅アンスリー隣の空き店舗内にて展示いたします。
主催 : 京阪電気鉄道株式会社、中之島高速鉄道株式会社
企画 : ドットアートコスモ 右脳の散歩道ギャラリー  
詳細 : 駅からはじまるアートイベント 「キテ・ミテ中之島2016」

関連イベント
・5/21(土) キテ・ミテ中之島オープニング [大江橋駅]
・5/28(土) アトリエトレイン~音とモノづくり~ [樟葉駅~中之島駅]
・5/29(日) 中之島駅3番線アトリエトレイン [中之島駅]
・水・木限定ワークショップ [大江橋駅構内 キテ・ミテ アイアイ広場]
・6/5(日) 演劇×アートDAY ~ 駅で感じる演劇空間『バック・トゥ・ザ・京阪』~ [大江橋駅]
・6/12(日) アートde茶会× 演奏× 対談 ~和気アイアイとアートで生きるチカラトーク~ [大江橋駅]
・6/19(日) 駅ナカ・作家ワークショップ× 書道ワークショップ  [大江橋駅]

その他、「キテ・ミテ中之島」期間中(2015/4/1~6/21)、中之島周辺では 多くのイベントが開催されます。
詳しくはwebサイトをご覧ください。

駅からはじまるアートイベント 「キテ・ミテ中之島2016」 イベント詳細

パンフレット

亀岡プロジェクト2015「Genus」

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「Genus」をテーマに、今年も、亀岡商工会館にて展覧会が開催されます。
地元の京都学園大学の学生が自ら作品を作り運営し、そこに、アーティストなど様々な主体が参加します。
紅葉の美しい亀岡へ、様々なものが器で色づき交ざり合う空気を感じに来てください。

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亀岡プロジェクト2015「Genus」

保津川水辺に佇む亀岡商工会館は、大戦前後をつうじて存続した木造平屋建ての保津川下り乗船場に代わり、
1958年に保津川観光会館として建設されました。
1973年に現在の名となり、亀岡商工会議所が1999年に他所に移転した後、老朽化しつつ今日にいたっています。
第6回の今年は場所に存する力(地霊)の意味を探ります。


会期 : 11月28日(土)
時間 :  10:00-20:00
※プレオープン:27日(金)18:00-20:00

会場  :亀岡商工会館
出展 : Andreas KRESSIG / 岡崎 宏樹 / 岡本 一誠 / 杉浦 智和 / 高原 千尋
     武田 慶美 / 田中 柚瞳 / 藤阪 新吾 / 松井 哲哉 / 松岡 大貴
     矢野 大悟 / 山倉 佐恵子 / 山田 康嗣 / 吉澤 充子

講演 : 11:00 ─ 12:00
    「ニューギニア高地におけるマナ・身体・コモンズ」行木 敬(文化人類学・神戸山手大学准教授)
 
討議 : 12:00 ─ 13:00 *討論者は予定
   「ゲニウス・ロキ/ヴァナキュラーをめぐって」
  岡崎 宏樹(社会学・神戸学院大学教授)
  行木 敬
  藤阪 新吾(社会美学・司会)
  松井 哲哉(一級建築士事務所UZU代表)
  宮原 浩二郎(社会学・関西学院大学教授)

13:00 ─
    休憩〈丹波・亀岡 八田農園のテーブル〉

14:30 ─ 15:00
    報告1.「until now」松岡 大貴(プロジェクト広報)

15:00 ─ 15:30
    報告2.「作品が媒介する〈場〉の記憶と連続性」 山田 康嗣(同志社大学大学院社会学研究科博士前期課程2年)
 
15:30 ─ 16:00
    朗読「一九八六年十二月八日」
    武田 慶美(京都学園大学付属 心理教育相談室 研修員) × 渡部 敬太(Bottecchia CYCLE CAFE)


協力:亀岡商工会議所
企画:藤阪新吾(京都学園大学人間文化学部「アートギャラリー実習Ⅰ・Ⅱ」)

詳細: Facebook KAMEOKA PROJECT
 
亀岡商工会館
〒621-0804 京都府亀岡市追分町下島40-1
JR亀岡駅より徒歩5分

「キテ・ミテ中之島2015」みんなの駅美術館 に参加します。

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変化を続ける中之島。
アートコミュニケーションにより、中之島が人をつなぎ、歴史を繋ぐエリアになってほしいという思いに賛同し、
参加させていただく事になりました。

風が気持のよい季節、バラ園等の川沿いの散歩がてら、中之島線ご利用の際にも、覗いていただければ幸いです。

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駅からはじまるアートイベント「キテ・ミテ中之島2015」みんなの駅美術館
~京阪電車中之島線が「みんなの駅美術館」に変わります~
芸術をきっかけに中之島を訪れ、あらためて愛着と理解を深めていただくとともに、
中之島エリアが持つ「文化・芸術の地」というイメージの発信を目指すもので、今回で4回目の開催となります。

会期 : 2015/5 /23(土)~6/21(日)
会場 : 京阪電車中之島線 中之島駅・渡辺橋駅・大江橋駅・なにわ橋駅構内
     *私たちUZUは、大江橋駅にて展示いたします。
主催 : 京阪電気鉄道株式会社、中之島高速鉄道株式会社
企画 : ドットアートコスモ 右脳の散歩道ギャラリー  
詳細 : 駅からはじまるアートイベント 「キテ・ミテ中之島2015」


関連イベント:
・5/23(土) [大江橋駅改札口付近、参加費無料]
 『みんなの駅美術館 オープ二ング開会式×アートDAY』
 10:00~ 開会式
       「キテ・ミテ中之島」企画の玉登ゆかりと出展アーティスト、京阪沿線ワークショップ参加子ども達、
       human noteによるステージや上宮高等学校書道パフォーマンスチームで開会式を開催。
 11:00~ アートツアー
       大阪教育大学名誉教授「美術館にアートを贈る会」副理事長の田中恒子先生が、
       展示作品を楽しくわかりやすくご案内します。


・5/30(土) [大江橋駅改札口付近、参加費無料]
 『茶会×アートDAY』 1席/12:30~ 2席/14:00~ 3席/15:30~
 「アートDE煎茶会」(一穂流:坂東志保)
 「お茶の葉ワークショップ」(今井杏奈)
 駅の中で一服!? アート作品とコラボした煎茶会!心落ち着くお茶でもてなす茶道をアートと共に体験しませんか!


・6/7(日)13:00~16:00(予定)[大江橋駅改札口付近、参加費無料]
 『聞きたい!知りたい!トライ!川柳+アートDAY』
 講座:「コミュケーションの種、アートの種」
     「絵画造形療法」子どもの絵からみえる心の世界!/末延國康(大阪芸術大学教授)
     「アートと一緒に暮らす」ことを楽しみに!/田中恒子(大阪教育大学名誉教授)
 演劇:「もしも、ロミオが京阪電車に乗っていたら」(眞珠座。・佐治勇輔・園川絢也)
     古典演劇の代表-シェイクスピア- そんな彼の世界が今、私たちの時代と交錯する!
     シェイクスピアを知らない人にも楽しんで頂ける、造形作家と劇団によるオリジナルコラボ作品!    
 講座:「アート+川柳のこころみ 川柳・絵画:公募作品について」
     真鍋心平太(一般社団法人全日本川柳協会)、末延國康(大阪芸術大学教授) 、田中恒子(大阪教育大学名誉教授)

     
・6/14(日)13:25~14:09(予定)※要申込み
 『“走る工房”~音とものづくり~』
 日本センチュリー交響楽団の音楽家×humen(人間)note(音)
 =コーラス×「みんなの駅美術館」出展アーティストとともに電車の中の異空間!
 美しい音色を聴きながら「中之島」・「パラ」・「水辺」をイメージに楽器をつくったり、
 ウタで音を表現するコーラスワークショップです。
 応募方法 
      

・6/21(日)13:00~15:30 [大江橋駅改札口付近、参加費無料]
 『駅ナカ・ワークショップ』
 中之島・バラ・水辺」を”身近なもの”で作るワークショップです。
 出展作品の作品世界をどなたでも体験もできます、あなたの面白い作品ができちゃうかも!
 ・「グッとくる言葉大募集」ワークショップ ・紙コップ織ワークショップ
 ・カラフルなバラで駅を飾ろうワークショップ ・しみワークショップ


その他、「キテ・ミテ中之島」期間中(2015/4/1~6/21)、中之島周辺では 多くのイベントが開催されます。
詳しくはwebサイトをご覧ください。

駅からはじまるアートイベント 「キテ・ミテ中之島2015」

亀岡プロジェクト2014「過去と未来の間」

Between Past and Future :  KAMEOKA PROJECT 2014
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「過去と未来の間」をテーマに、今年も、亀岡商工会館にて展覧会が開催されます。
地元の京都学園大学の学生が自ら作品を作り運営し、そこに、アーティストなど様々な主体が参加します。
松井も、地元建築家として出品させていただきます。
紅葉の美しい亀岡へ、様々なものが器で色づき交ざり合う空気を感じに来てください。

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Between Past and Future :  KAMEOKA PROJECT 2014
過去と未来の間 :  亀岡プロジェクト2014

保津川水辺に佇む亀岡商工会館は、
大戦前後をつうじて存続した木造平屋建ての保津川下り乗船場に代わり、1958年に保津川観光会館として建設されました。
1973年に現在の名となり、1999年に亀岡商工会議所が他所に移転した後、老朽化しつつ今日にいたっています。
ここには出来事の欠片がおり重なるように沈潜しており、場所の記憶が独特の雰囲気として漂っています。
第5回となる今年度は、ここに交感する存在の意味を探ります。


会期 : 2014年11月29日(土)
時間 : 13:00-20:00
* プレオープン:28日(金)18:00-20:00
会場 : 亀岡商工会館
出品 : Andreas KRESSIG / 大西 信弘 / 岡崎 宏樹 / 高原 千尋 / 武田 慶美
   櫻井 大督 / 島宗 雄太 / 尚 東利 / 中小路 麻衣 / 藤阪 新吾 / 松井 哲哉
   松岡 大貴 / 宮越 秀 / 矢野 好穂 / 山田 康嗣 / 吉澤 充子 / 亀岡市文化資料館
トーク : 14:30-
   「コンヴィヴィアリティのあじわい」藤阪 新吾(京都学園大学非常勤講師)+ 宮原 浩二郎(関西学院大学教授)


詳細 : Facebook KAMEOKA PROJECT


亀岡商工会館
621-0804 京都府亀岡市追分町下島40-1
JR亀岡駅より徒歩5分
JR京都駅から山陰本線(嵯峨野線)で約30分
阪急桂駅前から京阪京都交通(バス)で約40分

月の下で

紅葉を待つ東福寺に寄り添うKAHO GALLERYへ・・
髙見晴惠展/月の下で に伺いました。

一度、ゆっくり訪れたかった場所。
施主で日本画家の下保さんが、棟梁の中村さん、造園の明貫さんと共に生み出された空間。
数十年の月日が、自然との均衡をより深め、
全体も部分も、過不足のない不思議な静けさに満ちている。
人が生きながら自然に溶けていくための、工夫に満ちている。

自然と人為がここまでひとつになれるのか・・
髙見さんの作品が、床をひたひたと覆う。
昨夜の赤い月の下、どのような光の粒で満ちていたのか 

10月12日まで
髙見晴惠展 月の下で KAHO GALLERY

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