太陽の塔

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企画展、「図面でひも解くEXPO’70テーマ館」に行ってきました。太陽の塔の内部公開が行われるか?ということで話題になりましたが、個人的には、生の図面が見たくて・・建築行為に祝祭性があった当時の熱が、現場写真などからも伝わってきました。

太陽の塔は、テーマ館の展示室であると共に、建築機能的にシンプルにいうと階段室で、地下、地上、空中のエリアをつないでいました。胴の中を昇り、腕の中を通ってお祭り広場の金属トラスの大屋根の空中エリアに出ることができました。

建築の屋根が無くなり階段室のみが残っているという見方をすると、こんな建築はあまり無いかもしれません。

かつて大屋根にしばられ覆われていた階段室は、今は塔として自立し樹木を纏っているということでしょうか・・


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