今年の夏はほんとうに暑かった。
太陽は巡る、季節も巡ると知っていても冬がくるのだろうか?
と疑ってみたくもなる感じでした。
でも、やはり季節は進みました・・
今日は、ほんとうにいい天気でした。
そんな日は、外に出たくなります。
奈良の畿央大学の1、2回生の生徒さんを中心にセミナー講義で、お話をさせていただきました。
人は、独立した存在でありながら、周りの環境から影響を受ける。
影響を及ぼし、影響を受けながらそのバランスをとりつづける。
人と環境は、絡み合った中で在る。
今日の天気のおかげで、生徒さんも先生も穏やかに見えました。
共有した時間が、これからの若い人達にとって
何かの影響を受け、何かをどこかに返して行ってくれるきっかけの時間として、
今日の秋空とともに刻まれてくれるような気がした空でした。
お話をさせていただいたのは、今回で2回目。
畿央大学は、就職に強い大学として評判です。
それは、「創造の世界も人間の理解から始まる」
という考え方のもと、まちにどんどんと入っていって実践から
人と擦れ合い、感じ、考え、行動するということを大切にされていることや
人のつながりを大切にされるなかでの、先生方をはじめ大学のサポートが
しっかりと伝わっているからなのだと感じました。
私たちも、仕事では、
クライアントとの密度の高い関係から感じ取り
場所を最適化することによって
クライアントが、周りの人や環境との関係性に向かって開かれていくことの
サポートを目指して活動しています。
大学の方針にとても共感できるなか、秋空に包まれたキャンパスで
気持ちよくお話をさせていただきました。
ありがとうございました。
畿央大学 人間環境デザイン学科
http://www.kio.ac.jp/department/health/ningen/index.html
ユニバーサルデザインをテーマに掲げ、地域とのつながり、体験を重視するなかで
人を中心にすえた環境との関係性を広い範囲で選択し、関われるようなコースを展開されています。
UZU architects