東京2日目、、池袋~目白~江戸川橋

池袋駅西口より、東京都豊島合同庁舎(設計:大江匡)
東京芸術劇場(設計:芦原義信)などが並ぶ
劇場通り という広い大通りを抜けると、、
古い家や洋館やが並ぶ、静かな雰囲気の住宅街へ突入します。


自由学園明日館 [1921~ 設計:フランクロイドライト・遠藤新]

大正10年(1921)に、女学校として建てられたそうですが、
初等部が設立され東久留米市に移転した為、
学校としては13年ほどしか使用されていないそうです。

プレーリーハウス(草原様式)という、軒高を低く抑えた建物ですが、
外部との段差がなく、日本の木造建築では必須の床下が無い事や、
その当時では先駆けの2×4を採用した為の問題点などもあったらしく、
老朽化も激しかったそうです。今は重要文化財ですので、
国や都の補助により保存修理工事され解消されてます。





ホールでのティータイム。時間がさかのぼっていくようでした。
動態保存という、使いながら維持保存する という形態をとっているので
一般の方も利用できます。最近ではウエディングでの利用も多いとか。。



自由学園明日館 講堂 [1927~ 遠藤新]





大谷石の石畳。大谷石は柔らかく すりへってしまうので、
あまりこのような使い方はしませんが、
予算的に他の石より安価だったので使用したとのこと。
でも、いい雰囲気です。


婦人之友社 [1963~ 設計:遠藤楽]

自由学園明日館の設立者でもある、羽仁吉一、もと子夫妻により創立。
窓のデザインにも フランクロイドライトを受け継いでる感じがでています。





その後、目白庭園をちらりとのぞき、徳川ビレッジという徳川黎明会を中心とした
緑の茂る邸宅街をぬけ、吉村順三記念ギャラリーへ。つづく、、、


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