ユリノキ

今朝の事務所前、ユリノキ並木。
黄金色なのは一瞬、、落ち葉を踏みしめて歩く日々が始まります。。

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小さな花

計画中の現場にて、、クライアントのお子さんから、「はい!」と手渡された、小さなお花のプレゼント。
「○○ちゃんのおうちがね、ここにできるねん!」と説明されて、、
どんなおうちになるのかな~??と、はぐらかす楽しい時間。

子供への思いも沢山詰まった家。お子さんにとっても、大切な経験となりますように・・。

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古木

木の構造は、見れば見るほど本当に不思議だ。

土から立ち上がる太い幹は、実直なまでに周囲の変化に耐え、どっしりと動かない。
というか、動けない・・
しかし天空を見上げると、そこには環境の変化に対応しながら自由な形と動きをした世界が広がっていく。
時に、無邪気すぎると思えるくらいに・・

これほどまでに、大地と大気は違うものなのかと思い知らされる。
木はそれぞれに向き合いながら、それらをつないでいく。

実は、建築もこれに近い。とても植物的である。
古木に刻まれた表情をながめながら、これから寄り添う建物の未来を思う。

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緑の窓

以前、リノベーションで関わらせていただいた、有馬のゲストハウス 装迎遊居 sougeiyukyo

この時期に伺う楽しみのひとつに、この窓がある。

窓に、蔦の色と影が加わる。

既存の窓の魅力と、少し加えた網目と、自然の豊かさが、素晴らしいバランスで光の中で一枚の影絵となり、

夏のあいだ、西からの光を楽しみに変えてくれる。

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中のシマ

グルスキーの後、川を覗いてみる。
バンコクの浮遊物はないが、微細な葉と泡。
川面に時を加える。
浮かび上がり、沈んでいくもの。
いろいろな速度で流れゆくもの。
その場で、ゆれつづけるもの。
今日のシマの水面は、濃茶のようだ。

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京都御所

日本の建築空間の良さは、シーンイメージの連鎖。

間と庭が一対となった空間が、屈曲しながら展開しつつ、ひとつの配置として折りたたまれ建築となる。

全体はどこまでもつながっていくが、シーンの変わり目に様々な仕掛けがあり、奥へ奥へと切り替わり引き込まれていく。

折りたたまれた襞の様々なスケールと質に合わせて、ハレとケの様々な用途の空間が巧妙に当てはめられる。

つくられた襞は、自然と触れ合う長さと巡る楽しみを与えるとともに、ショートカットされる効率的な機能動線を生み出す。

建築を考える事は、最大限の幸福をどのように折りたたむか? ということ。

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エアプランツ

エアプランツがやってきました。。
水に浸けておく必要がないので、飾る場所は多様、、、

窓際の壁につけてみたり、
窓台に置いてみたり、、
吊るしてもいいのかしら?
やっぱり、、好きな器に盛り付ける??

と、しばらく悩んでしまいそうです・・

茶色のトゲトゲの丸いものは、紅葉葉楓(もみじばふう)の実。
落ちているのを見つけるとついつい拾ってしまい増えていっています、、

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茶源郷

茶源郷和束に行ってきました。

とろっと玉露をいただき、笹島シェフのお茶茹でのパスタ食し、和束の方のガイドで茶畑を歩く・・

「茶」というものを中心に、そこにある全てのものがつながっている印象を受けました。

人の中にある自然と、自然の中にある人の営みの幸せな一体感。

文化的景観の意味が、春の雨と共に体に沁みました。

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ノマノオオケヤキ

樹木と建築をあわせると、一方だけでは得る事のできない雰囲気がうまれる。

現在計画中の家も、ケヤキの古木と新しく建てる家との関係がテーマのひとつになる。

ケヤキの古木というと大阪では「野間の大けやき」、全国でも4番目の大きさとか・・

ふと、見たくなった。

樹齢1000年以上・・人の時間で考えると気が遠くなる。

どれだけの周りからの様々な力を受けてきたのだろうか?

空中に新たな大地を創り、そこからまた樹木が生えているような不思議さだ。

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境界

現在お付き合いしているクライアントの大好きな場所である、TRUCKにいってきた。

ずっとそこにあり続けているような雰囲気をまとっているが、樹木・建物・家具・・そこにあるすべてがコントロールされていて創るという意志を感じる。とても、好きな感じだ。

その中で時間が流れ、素材がエイジングし、緑の姿が移ろい、境界が馴染んでゆく・・

道路へあふれだす緑に、春を感じる。

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