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  • KAMEOKA PROJECT

    京都・亀岡。保津川のほとりで行われた「社会美学」の実践。
    地元大学のアートギャラリー実習を内包するアートを通じた地域創生の試み。
    かつて、「保津川下り」の乗船場であり、場の文化・歴史・環境が、凝縮し現れる建築。
    しかし、最近は積極的に使われること無く、廃墟のように、川辺の風景に同化し、
    人々の意識から忘れ去られたような存在。この場の力と対話し、その意味を掘り起こす。
    ・ 開栓:使われなくなっていた建物を、水がたまってしまったタンクに見立て水抜き。
    ・ S35-T16:昭和35年台風16号。戦後最大の洪水。場に記憶された水位を示す。
    ・ M e d a k a:同じ方向を向く磁石のメダカ。緩やかに引き合いながら、場の流れを示す。
    ・ T r u n k :洪水で大地の色に染められた、からっぽの柱。

    種別 : 運営協力・インスタレーション(展示)/開催地 : 亀岡
    設置 : 京都学園大学人間文化学部「アートギャラリー実習」/企画 : 岡崎広樹・藤阪新吾
    協力 : 亀岡商工会議所・亀岡文化資料館・京都学園大学人間文化学会
    運営協力・出品 : UZU /撮影 : UZU