しっかり、寒くなりました。
外の冷え込んだ空気と共に、
被災後の神戸の冷えた空気を思いだします。
あの震災から、16年・・
知り合いの神戸新聞の記者の方の記事を紹介します。
http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/photo/201101mukiau/01.shtml
現代美術家の堀尾貞治さんを取材されています。
昨年10月に、船場ビルでの堀尾さんのパフォーマンスに
パートナーの村田が参加させていただいたことや
年末に、亀岡で関学の宮原先生からお話を聞かせていただいたこともあり
少しつながりを感じました。
2010「どっぷりアートじっくり船場」展 UZUblog
亀岡商工会館 再開栓。 UZUblog
震災に関しては
私は被災した当事者ではないのですが
友人が多く神戸方面にいたことや、日ごろ訪れていた記憶から
他人事では済まない心の痛みを受けました。
今も機会があるごとにその部分が痛むのを感じます。
人の営みと、それを包み込む環境は
切っても切り離せない物であり
相互関係の世界に絡めとられています。
そのような中、本当に突然にくる最も大きな環境の変化が
自然災害です。
日常の中、繊細に丁寧に関係を作り上げてきたものが
一瞬に失われます。
でも、人が生きていくということのすばらしさは
何かが起った時・・それをポジティブに解釈、位置づけをしてでも
関係を作り上げていくというベクトルの方向性は
変わらない、変えないということです。
そこの力強さや、太さのようなものを感じずにはいられません・・
震災から16年を迎えるこの時期、この季節
そのような希望を感じられる素敵な記事でした。