東京2日目、、池袋~目白~江戸川橋 のつづき

吉村順三記念ギャラリー(旧吉村順三設計事務所)[1976~ 設計:吉村順三]

「吉村順三」という表札がある入り口からではなく、
なんとも幅の細い勝手口がギャラリーの入口でした。
「山中湖の家」という展示が行われていました。
設計エピソード・図面(実施図面一式)・模型・写真に加え、
吉村順三設計事務所の出身である担当スタッフの方々から、
裏話などもお聞きすることができました。

山中湖の家は、湖畔の斜面に位置することから、
吉村順三氏の作品ではめずらしく、アルミサッシによる大開口が
使われています。
建物のデザインはもちろんですが、実施図面も拝見できたので、
空気式床暖房や暖炉など、さまざまな配慮も見てとれました。

応接室。ここにもさまざまな工夫や仕掛けが、、。



なんと、ここにしかない「たためる椅子」二人掛けバージョン?
をたたんで見せて下さいました。ありがとうございました!
一人掛けの方は、商品化されていると思いますが、
二人掛けの方は、かなり重たいようで、、その後、改良はされてないようです。





第5回 山中湖の家
2007/9/8~10/21の土日 吉村順三記念ギャラリー

東京カテドラル聖マリア大聖堂 [1964~ 設計:丹下健三]

大改修工事を終えたばかりで、ピカピカに輝いていました。
外装のステンレス張りを張り替えたようですが、
もともと外装の輝きは「キリストの光」を意味しているようですので、
光っていることは意図されているのだと思いますが、、



中は、建物の形と素材からくる迫力と神秘的なムードが漂っていました。
しばらく、差し込む光にみとれてしまいました。





K-OFFICE [1997~ 設計:菊竹清訓]



スカイハウス [1958~ 設計:菊竹清訓]

有名な菊竹清訓氏の自邸です。
K-OFFICEと斜めに向かいあっています。
どちらも高台の上に建っています。
4枚の鉄筋コンクリートによる壁柱によって、正方形の
ワンルームスペースが地面に浮いているという構造のため、
スカイハウスと呼ばれていたのですが、今は浮いてる感じはなさそうですね。

この場所に向かう階段の手すりが気になりました(笑)




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